こんにちは。
今日はみなさんに、アート作品を制作している者(僕のこと・・)として提案したいことがあります!
それは、”アートを日常生活空間の中で楽しもう!”ということです。
”美しいものを見ると、人の脳は喜ぶ!”という話、ご存知ですか?
出典元もなく、曖昧な情報で申し訳ない限りですが、その点からも、日常生活でアートを楽しむことは理にかなった行動だといえます。
美術館やギャラリーでアートを楽しむのは基本ですが、毎日通うわけにはいかないですよね。
ですから、ご自宅の、日常生活空間の中でアートを楽しみましょう!というのが今日の提案です。
①肉筆画(原画)を身近に置こう!
最も提案したいのは、
気に入った肉筆画を身近に置こう!
そして、毎日、あなたの脳を喜ばせよう!
ということです。
そのためには、肉筆画(つまり、1点ものの絵画)を買いましょう!ということですね。
でも、有名作家の絵となると、そう簡単に購入できません。
そこで、
”まだ無名で、比較的安価な作家の作品を買われたらいかがでしょうか?”
ということです・・・(営業?)
本当に、印刷と肉筆画は違います。絵の具が直接置かれている肉筆画は、やっぱり綺麗です。
ぜひ、いろんな作家さんの展覧会に足を運んで、お気に入りの作品を見つけてみてください。
そして、気に入った作品があったら、勇気を出して”買って”みましょう!(営業?・・2回目)
個展やグループ展では、原則として展示作品を販売しています。たとえ価格の表示がなくても、基本的には売ってくれます。ただし、早いもの勝ちです。(営業?・・・3回目)
②小さい絵だって、おしゃれに飾れば本格的!
”そんなこといっても、家は狭いから”とか、”賃貸だから壁に穴を開けられない”などと思っている方、工夫しだいで楽しみ方はいろいろです。
上の2枚の写真のように、”小さなイーゼル”に、”小さなキャンバス”を展示するのはいかがでしょう?
ちなみに写真は、我が家(マンション)の玄関の”下駄箱”の上です。そんなに広いスペースではありません。
このキャンバスは、サムホールというサイズで、227ミリ×158ミリという小さなものです。
これでも、額装してしまうと案外大きくなってしまいます。
写真のようにミニ・イーゼルに展示すると、アトリエのミニチュアみたいで面白いと思いませんか?
また、ただキャンバスを壁に立てかけるだけでもいいと思います。
3Dキャンバスという、厚みのあるタイプのものは、自立しますから場所を選びません。置くだけで展示可能です。
上の写真のフクロウの顔の絵は、10センチ×10センチというごく小さなサイズの絵です。
③ちょっとお金はかかるけれど・・・
壁に穴を開けないために、ピクチャーレールを設置するという方法もあります。これなら、サイズが違う絵に展示替えする場合にも対応可能です。穴を開けてしまうと、サイズ変更に対応できない場合がありますね。
キャンバス作品は、額装せずそのまま展示しても面白いと思うのですが、水彩紙に描かれた作品の場合は、額装した方が綺麗だと思います。マット付きのデッサン額に飾ると、オシャレだと思います。
これらはいずれも、少しお金がかかってしまいますが、”脳を喜ばせるため”に、少し投資してみてもいいのではないでしょうか。
まとめ
肉筆画を身近に置いて鑑賞しよう! 小さい絵をオシャレに綺麗に展示しよう! 可能ならピクチャーレールなども検討しよう! 以上の3点がお伝えしたかったポイントです。
ちなみに僕は、身近に置いて楽しんでいただこうという考え方から、小さな作品を多く制作しています。
一般的に、大判の制作には技術が必要で、大判の良品の方が価値が高いという概念があると思います。
たしかに、美術館のような大きな空間では大判作品のほうが映えるのでしょうが、日本でそのような作品を購入できる人がどれくらいいるのでしょうか?
僕は、もっと身近にアートを置いて、楽しんでもらいたいと思っています。
皆さんも、ぜひ、いろいろな楽しみ方を見つけてくださいね!