こんにちは。
最新の記事が「新年のご挨拶」のまま4月を迎えてしまっており、さすがにこのままではマズイので、更新してみます。
この度、ずっと行きたいと思っていた東京富士美術館にやっと行くことができたので、ご紹介したいと思います。
東京富士美術館とは?
美術館の詳細情報は公式ウェブサイトにお任せしますが、この美術館、東京といっても所在は八王子市です。
名古屋在住者(僕)にとっては、東京と名のつく美術館なら、東京に行った際にちょっと足を伸ばせばいつでも行けるというイメージでしたが、実際には東京から片道1時間半程度、移動のみで往復3時間を要します。現地に2時間滞在すると5時間、まあまあ時間を費やしてしまいます。
これだと、ついでに行くのは難しく、そのための日程を組まないと行けなかったのです。
今回ついに、東京富士美術館往訪のための1日を作ることができました!
何を見たかったのか?
ここに来たかった最大の目的は、以前の記事でも紹介した、ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥールの作品「煙草を吸う男」を見ることです。
国内でラ・トゥール作品を見ることができる数少ない美術館なのですね。
ところが、美術館への移動中に、何気なく公式ウェブサイトを見ていると、なんと「展示中の収蔵品」という項目があるではないですか!
ま、事前に調べておけ!って話なんですけど、結論として今回、ラ・トゥールを見ることはできませんでした。
残念ですけど、また来る楽しみができたってことにしておきます!(笑・泣)
美術館の感想!
ラ・トゥールは見られませんでしたが、ここは本当に素晴らしい美術館だと思います。
展示室の雰囲気は、写真の通りです。
写真撮影OKなんですよ!(係の方に確認済!)
また、各作品のキャプションにはQRコードが掲載されていて、スマホで読み取ると情報が見られるみたいです(スキャンしなかったので、この部分は未確認・・)。
でも、これ、海外の美術館でも採用してほしいですね。
昨年訪問した、ウィーンの美術史美術館などにはそういうサービスは無かったです。海外の美術館のキャプションにQRコードがついていたら、必ずスキャンしますよね?
さすが日本! おもてなしの国!
今回のお気に入り作品を紹介!
最後に、今回見た中で印象に残った作品を1点ご紹介します。
上の写真の作品、グランマ・モーゼスの「ご褒美で買ったもの」。
とにかく、絵が優しいのです。ほんとうに、見た瞬間に和む感じ。
優しさに包まれる感じ・・。
グランマ・モーゼスは、絵を描き始めたのが76歳。
しかも、リュウマチのリハビリとして油彩を初めて描いたというのですから驚きですね。
絵を見ている間、おばあちゃんがお話をしてくれているような優しさ・・。
ほんとうに魅力的な作品でした!